取り扱いカラー剤その4 オルディーブ・シーディル

現在の大人世代のカラーのトレンドは、赤みが出るカラーよりも寒色系のカラーの方が人気です。
赤みのある髪は褪色するとオレンジ色に色褪せて汚く見えたり、老けて見えたりしてしまいます。
しかし赤みを抑えた寒色系カラーは透明感があっていつまでも綺麗に見えます。
しかし従来の白髪染めの寒色系カラーで染めたカラーも、染めたては良くても徐々に色褪せてくるもの。白髪染めの特性上、褪色するとどうしても赤みが残ってしまうのです。
そこで紹介したいのが、今年の春に発売したばかりの、赤みが少なくしみない大人の女性のためのヘアカラー、ミルボンの『オルディーブ・シーディル』。

                 

  ▪️◾️▪️オルディーブ・シーディル▪️◾️▪️              


特徴1
《赤みが少ない処方》
おしゃれ染めや白髪染めはどちらも同じ仕組みで染まります。
違いはブラウンの配合量で、白髪が多い場合ブラウンが多い方が染まりがいいため、白髪染めの場合、ベースにブラウンを使用しているものがほとんどで、これが赤みの原因になります。

これが今回発売されたオルディーブシーディルの場合、無彩色がベースの色で黒髪と白髪を馴染ませて染まるため、通常の白髪染めでは色が出にくい赤みを抑えたトレンドにあった寒色系の質感表現が可能になりました。


この通常の白髪染めでは出にくい寒色系がキレイに出るのがシーディルの強みですが、寒色といってもただアッシュという訳ではありません。
無彩色がベースなので寒色系に染まりながら褪色してもオレンジっぽくなりにくいのです。

特徴2
《頭皮が染みにくいボタニカルオイル処方》

オルディーブ・シーディル/CRDEVE Seedil
Seedill=seed(種)+oil(油)
植物種子から採ったボタニカルオイル配合のヘアカラーであることを表現しています。

【刺激抑制効果のボタニカルオイル】
●アルコットオイル *バージック油
●メドウフォームオイル *メドウフォーム油

この2種類の植物種子から採取したボタニカルオイルを配合することにより、頭皮への刺激を緩和して、さらに通常の白髪染めに比べてダメージが軽減され、ツヤ感も格段に良くなりました。

アルカリカラーの白髪染めは、色を明るく出来たり、白髪をしっかり染めることが可能ですが、回数が多くなるほど頭皮へのダメージや髪へのダメージが蓄積され心配です。
オルディーブシーディルのように低刺激でダメージを最小限に抑えられるヘアカラーを続けることで必ず5年後、10年後の髪や頭皮の環境が変わってくると思います。

《色》
■寒色系ベースに5色のラインナップを揃えています。

●チアシードナチュラル
灰色を含んだまろやかなナチュラルブラウン
 
●ヘーゼルグレージュー
やわらかさのあるモノトーンブラウン
 
●ブルーンアッシュ
青味の彩度が高いブルーアッシュ
 
●オリーブカーキー
やや青味を含んだカーキー
 
●ココアブラウン
赤味を含んだやや暖色寄りのブラウン