取り扱いカラー剤その7 :カラーミューズ

資生堂のカラートリートメント、『カラーミューズ(COLORMUSE)』。

鮮やかな発色で個性を演出する今人気のカラー剤です。

                


カラーミューズでヘアカラーをすると、髪の毛を傷めずに簡単に鮮やかでクリアなトーンのヘアカラーを楽しめます。
強めのビビッド(絵の具のような彩度のハッキリした色)な色から淡いペールトーン、ナチュラル系まで揃い、それをミックスすることにより豊富なカラーバリエーションが可能に。
カラーミューズとは塩基性カラーという名称で、つまりは『カラートリートメント』。

有名どころでは『マニックパニック』などがありますね。
キューティクルを開かずに髪の表面をペイントするイメージで髪を傷めません。 また、アレルギーなどの敏感肌でアルカリカラーが出来ない方にもとてもお薦めです。

デザインカラーに特にお薦めで、インナーカラーやグラデーションカラーなどのポイントでアクセントを作りたい時などや、もちろん全体にも使えます。

ブリーチ後の髪と特に相性が良く、通常のアルカリカラーだとすぐ抜けてしまうので色持ちを良くしたい場合や、高彩度に発色させたい場合などにとてもお薦めです。

                


〈塩基性カラーの特徴〉
・分子が髪の毛の内側に浸透せず、髪の毛の表面に付着してイオン結合して色を付着させます
・髪の毛の状態がダメージでアルカリに傾いているほど、染まりがいいです
・アルカリカラーよりも髪の毛にかかる負担がなくて、トリートメント中心の構成なので、艶やハリコシを出します。

                


〈こんな人におすすめ〉
・ブリーチ後にビビット、ペールトーンをやりたいけど、地毛の赤みが強くて思った色にならない
・髪の毛のケアをしながら、色持ちをよくしたい
・ブリーチなしで綺麗な色をしたい

                 


〈マニキュアとの違い〉
本来健康な髪の毛は「プラス+」の電子を帯びています。しかしカラーやパーマ、アイロンなどで傷んでくると髪の毛は「マイナスー」の電子を帯びてきます(主に根元以外の中間から毛先の部分)。
塩基性ヘアカラーは「プラス+」イオンの性質を持っているので、「マイナス-」とくっつき合いダメージ部分の髪の毛に色がしっかりつきます(ブリーチ後など)
ヘアマニキュアは「マイナスー」イオンの性質を持つので、逆に上記のようなダメージ毛の場合は色がつきにくいです。

なのでインナーカラーやグラデーションカラーなど、ブリーチで脱色した箇所にダブルカラーで色味をハッキリ入れたい場合などにはかなりお勧めです。

                 

カラーチャート